介護・リハビリ
2021-04-06
AUNレンタルは、月単位での自動お支払いのもとに商品をレンタル(介護保険外)するサービスで、商品の返品をもって終了するサービスです。1年間ご利用になられた場合には商品を差し上げるサービスとなっています。
品目は介護で役立つ移乗用具「リフティ・ピーヴォ」「リフトアシストジーンズとピーヴォセット」、転倒時の骨折を予防する介護リスクを減らす商品「プラスパッドジーンズ」、水も油も弾くので食べこぼしやにわか雨でも便利な撥水シャツ「レインビーズ」の4種です。
〜背景と詳細〜
株式会社エナジーフロントでは、介護される人と介護する人を格好で区別しないユニバーサルデザイン商品を、地元のデニム産業の力を生かしながら企画・製造・販売しています。この商品を展開するAUN(あうん, Action for Universal design)ブランド商品の機能性や社会的意義は色々と注目を集め、教科書等で取り上げられたり、本年1月に開催された経産省のジャパンヘルスケアビジネスコンテスト JHeC2021で優秀賞を受賞したりしています。商品としては、一見するとファッション性の高い日用品に隠されている特殊な機能によって健康維持や介護に関わるQOLを上げることが特徴となっています。
AUNではヘルスケアニーズに対する物理化学に基づいた商品設計をもとに、地元岡山のデニム産業の技術力と文化を生かす協業によって生産しています。高品質でファッション性の高いユーザー目線で作られた商品は人気があるものの、販売ではいくつかのハードルがあり十分に必要とする人に届いていない・気づいてもらえない状況がありました。
理由の一つは、AUNの商品は介護保険制度の枠に収まり切らない点です。AUNでは健康な人でも楽しめるシャツから、転倒時の骨折を予防する介護予防・健康維持商品、介護度が大きくなった人とその家族に役立つ移乗器具まで幅広く揃えていますが、介護保険が適用されるのはこのうち移乗器具のみです。この移乗器具に対してもベッドをレンタルしている人が付属品として保険適用できるという位置付けでした。その条件にあてはまらない人、あるいは施設に入居するなどして保険点数を使い切っている場合は購入するしかありません。
アパレルの外観を持つ商品については新しいカテゴリの商品であり、既存のアパレル販売業界でも福祉用具販売業界でも扱いきれない状態となっていました。介護業界の人はファッション性を重視して販売することはなく、アパレル業界の人は福祉機能の説明をすることが難しいためです。
そのため、ユーザー目線では望ましいこれらの商品ですが、隠れた機能を実際に試して納得して購入してもらう機会は限られていました。そのため、レンタルという形で短期的に利用できる体制を整え、継続してご利用いただける方には1年利用をもって商品を差し上げる形で、少しでもユーザーに届くことを目指します。
商品はそれぞれ定価1.5万円〜3.5万円で販売しているものですがAUNレンタルでは統一価格2200円(税込・商品お届け送料込み)で提供します。月単位でクレジットカードの自動払いとなり、商品の返品または1年のご利用をもって自動支払いは停止するサービスです。
詳しくはAUNレンタルホームページに記載されております。
https://www.aun.blue/rental/
AUNレンタル開始キャンペーンとして、最初の1月は無料となっています。
(株)エナジーフロントではまずは初年度で300人のご利用者様へのサービスを目標としています。
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