健康・医療
2022-08-07
日本青年会議所が主催し、今年で36回目を迎えるTOYP(旧人間力大賞)は、1938年に米国青年会議所によって始まったTOYM(Ten Outstanding Young Men =10人の傑出したアメリカの若者)を起源とし、青年版国民栄誉賞と位置付けられている。
過去の受賞者には、宇宙飛行士の向井 千秋さんや女性活躍担当大臣の野田 聖子さん、元サッカー日本代表のカレン・ロバートさんなどが名を連ねている。
総務大臣奨励賞を受賞した川口氏は、不妊治療の専門クリニックで胚培養士として勤務し臨床で従事する傍ら、生殖医療に関するコンサルティング事業や、不妊に悩む方々のサポート事業などを行っている。
※胚培養士とは、体外受精技術によって卵子と精子を受精させ、受精卵を育てる医療専門技術職。
胚培養士によるTOYPでの入賞は史上初めてであり、川口氏は「これまでやってきたことが評価されて大変うれしく思う。この度の受賞で生殖医療業界がさらに注目され、不妊に悩む方々への支援が広がっていって欲しい」と話す。
不妊治療については、本年の4月から保険適用化が開始するなど政府も動きを加速化していることから、今後の活躍がますます注目される。
今回のTOYP2022では、363件の候補者の中から、環境や経済、医療などさまざまな分野で活躍する計10人が選出された。
会社名・団体名 : リプロダクティブサポートファーム東京
ホームページURL : https://www.repro-support-firmtokyo.com/
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